Facebookは、ユーザーが自分自身のコミュニティーにおける最新情報を得られるようにしようとしている。
Facebookは米国時間1月10日、同社アプリに追加する、地元のパブリッシャーや組織によるイベントやニュース記事専用の新しいセクションをテストしていると述べた。
新しいセクションは「Today In」という名称で、現時点では、ニューオーリンズ、アーカンソー州リトルロック、モンタナ州ビリングズ、イリノイ州ピオリア、ワシントン州オリンピア、ニューヨーク州ビンガムトンの5都市だけでテストされている。「Today In」については、Recodeが10日に入って先に報じていた。
同セクションは、機械学習ソフトウェアと人間の手作業を組み合わせて、地元のコンテンツを抽出することによって作成される。Recodeによると、地元のニュースパブリッシャーは、FacebookのNews Partnershipsチームによる承認を受けることになるという。
今回のテストの背景で、Facebookは、同社サイト上に「フェイクニュース」を掲載したことで批判を浴びている。同社は、ニュースフィードからの偽情報やデマの排除に取り組んでおり、サードパーティーのファクトチェック機関を利用してこの問題に対処している。最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏も、Facebookを地元と市民のエンゲージメントの場として位置づけようと努力を続けている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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