日本電気(NEC)は1月11日、働き方改革推進に向けて在宅勤務やモバイルワーク利用時の持ち運びやすさや利便性に配慮したモバイルノートPC「VersaPro UltraLite タイプVH」の新規追加など、ビジネス・教育向けPCの新商品14タイプ51モデルを同日から発売する。
近年は、働き方改革の流れを受け、テレワークをはじめとするオフィス業務では時間や場所にとらわれない柔軟な働き方が注目されている。
今回発表した新商品は、持ち運びに適したモバイルPCのラインアップ拡充のほか、最新OS/CPU搭載モデルのラインアップやデスクトップPCのHDD動作スピードの高速化など、オフィスや学校での業務効率化に貢献することを目的に強化されている。
例えば、VersaPro UltraLite タイプVHでは、狭額縁の12.5型フルHD液晶の採用によるA4用紙よりも小さい本体面積と薄さ約17mm、1kgを切る約921gのコンパクト筐体に加え、低消費電力の第7世代CPUやSSDの標準搭載により、約11時間のバッテリ駆動を可能にしている。
また、筐体のエッジ部分に丸みを持たせたデザインの採用により、ハンドバッグなどへの収納や持ち運びやすさへと配慮したほか、筐体サイズよりも大きな高さ約18mmの有線LANポートを収納式にして実装することで、デスクワークなどでの利便性を向上させている。
なお、新商品全モデルに最新バージョンのWindows 10 Pro Fall Creators Updateを搭載。タブレットPC「VersaPro タイプVT」では、Windows 10 Sを搭載したモデルも用意している。
さらに、デスクトップPC「Mate タイプME/MB/MC」では、HDDのデータアクセス速度をSSD並みに向上できるIntel Optane メモリ対応のセレクションを新たに用意。大容量かつ、高速なストレージ環境を求めるニーズに対応した。
同社は、社会ソリューション事業に注力しており、オフィスや教育現場にて場所にとらわれないテレワーク利用に配慮したモバイルPCの提供など、利用シーンに合わせた安全で効率的な情報端末の提供を通して、企業や団体の新たな価値創造を支援するとしている。
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