「Googleアシスタント」のディレクターを務めるChris Turkstra氏が米国時間1月7日、ラスベガスにあるルネサンスホテルのスイートルームのソファに座り、家庭の台所に昔から置かれているテレビの強化版とは基本的にどのようなものかについて語った。
同氏の右側にあるサイドテーブル上には、「Lenovo Smart Display」が置かれていた。タッチスクリーンを搭載するGoogleアシスタント対応スマートスピーカといっていいだろう。同製品は、ソニー、サムスン傘下のJBL、LG、レノボが製造した4種類の新しいGoogleアシスタント対応スマートディスプレイの1つだ。Googleとそのパートナー各社は8日、ラスベガスで開催されている技術展示会CES 2018で、これらの製品を発表した。
これらの製品は、音楽の再生やコネクテッド照明の操作など、スマートスピーカで可能なすべての機能に加えて、テレビ電話の発信、YouTube動画の視聴、写真の閲覧を、すべて音声制御で実行することができる。
「ゆくゆくはこれが、人がテクノロジとやり取りするための方法になると考えている」とTurkstra氏は述べた。
これらのスマートディスプレイのような製品を、これまでにも見たことがあるかもしれない。Amazonが2017年5月に、「Echo Show」で類似のコンセプトを発表しているからだ。Googleが新たに4種類のスマートディスプレイ製品を発表したことで、ハイテク業界の大半が今、消費者の多くがタッチスクリーンをキッチンカウンターに置きたいと思うにちがいないと確信している。そのタッチスクリーンを家族全員で共有することにより、コネクテッドスマートホーム製品を操作したり、カレンダー、道順、近所のレストランを調べたりすることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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