AT&Tは米国時間1月4日、2018年後半に米国内の12の市場でモバイル5Gネットワークと、このネットワークを利用できる単一のデバイスの提供を開始する計画を明らかにした。これは、2018年に家庭向けブロードバンドサービスの代わりに5Gサービスを提供するVerizonの計画とは異なる。AT&Tの5Gは、それよりも、現在利用されている標準的な移動体通信サービスに似たものになる。
自ら設定したこの期限どおりに事が進めば、AT&Tはモバイル5Gサービスを開始する米国初の通信事業者になる。このようなサービスは、より広範で高速かつ信頼性の高い通信を提供することにより、将来的に世界を変える可能性がある。
AT&Tはこの1年間、「5G Evolution」市場(無線通信速度を高速化するが5Gではないインフラを備えた都市)を展開してきた。同社は、5G Evolutionを「5Gの基盤」と呼んでいる。
RANおよびデバイス設計担当バイスプレジデントのGordon Mansfield氏によると、AT&Tは複数のパートナーやサプライヤーと協力し、2018年内にデバイスを商品化する予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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