Googleが「Pixel」スマートフォンの販売促進を目的にインドに実店舗を開設する準備を進めていると、Economic Timesが報じている。
インドでの実店舗開設は、Googleがこの数週間で開設した十軒ほどのポップアップストアに続く動きとなる可能性がある。ポップアップストアには、第2世代Pixelの低光量時のカメラ性能を示すための暗室が用意されている。Googleはこれまで、オンラインストア「Google Play」やサードパーティーの小売業者による販売に依存していた。
インドのモバイル利用者数は12億人にも上り、サムスン、小米(シャオミ)、Oppo、Vivo、Appleなどの企業がスマートフォン市場において好調な業績を上げている。10月には、インドが米国を超えて、中国に次いで世界第2位のスマートフォン市場となった。
Economic Timesの情報筋らによると、小売店舗では、「Google Home」、「Chromecast」、PixelノートPC、「Daydream View」といったGoogleの他の製品も販売される可能性があるという。実店舗の開設は2018年後半になるかもしれないとEconomic Timesは報じている。
Googleは、ハードウェア事業の重点項目を見直し、「Googleアシスタント」や「Android」ソフトウェアなどの人工知能(AI)ツールのテストに力を注いでいる。
米ZDNetはGoogleにコメントを求めているところだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス