オンデマンド配車サービスのUberは、損失を出して9月に廃止したXchange Leasing事業の売却先を見つけたようだ。
The Wall Street Journalによると、提携ディーラーを介して中古車を無期限でリースするサービスを展開する新興企業Fair.comが、同事業を買収するという(金額は非公表)。Uberは、Fair.comの株式も取得するとともに、自社アプリを通してFair.comにアクセスできるようにする予定だと報じられている。
事業売却が今回報じられたUberは、激動の2017年を経て大変革の最中にある。同社の共同創設者で最高経営責任者(CEO)を務めていたTravis Kalanick氏は6月に辞任に追い込まれ、8月には旅行サイトExpediaのCEOだったDara Khosrowshahi氏が同氏の後を引き継いだ。Khosrowshahi氏は規制当局、ドライバー、乗客との良好な関係の構築に努めつつ、自動運転技術を盗んだとして提訴されている大きな訴訟問題にも対処している。また、5700万人の個人情報が流出した大規模なデータ漏えいについても対応を迫られた。
UberもFair.comもコメントを避けた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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