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Oculus、PC接続タイプとスマホ装着タイプを兼用できるVRヘッドセット--公開特許に

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 仮想現実(VR)ゲームなどのVRコンテンツを楽しむには、VRヘッドセットなどと呼ばれるヘッドマウントディスプレイ(HMD)が必要だ。一口にVRヘッドセットと言っても、単体で機能するスタンドアロン型、PCなどの外部機器に接続して使うテザー型、スマートフォンの画面を流用する簡易的なスクリーンレス型などがある。

 テザー型は高性能なPCで処理するため、美しく没入感の高いVR映像が生成できる。その代わり、装着者の動きがヘッドセットとPCを結ぶケーブルに制限され、せっかくの没入感が損なわれる。これに対し、スクリーンレス型はケーブルに邪魔されず動きやすいものの、スマートフォンに処理させるため、映像の美しさはテザー型にかなわない。

 目的に合わせてテザー型とスクリーンレス型を使い分けるという簡単な対応で、この問題は解決できそうだ。ところが、VRシステム「Oculus Rift」などの開発で知られるOculus VRはそう考えなかったらしい。

 Oculus VRは、両タイプを兼用できるVRヘッドセット技術を考案。これを米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間12月21日に「SYSTEMS AND METHODS FOR DISPLAYING VIRTUAL-REALITY IMAGES ON A CONVERTIBLE WIRED/MOBILE HEAD-MOUNTED DISPLAY」(公開特許番号「US 2017/0364144 A1」)として公開された。出願日は2016年6月17日。


公開されたOculus VRの特許(出典:USPTO)

 この特許は、画面を備えるVRヘッドセットにおいて、テザー型としてPCからの映像を表示する第1の動作モードと、スクリーンレス型のようにスマートフォンからの映像を表示する第2の動作モードを切り替える技術を説明したもの。通常、スクリーンレス型は映像表示にスマートフォンの画面を利用するが、この特許では、スマートフォンとヘッドセットをケーブルで接続し、ヘッドセットの画面にスマートフォンで生成した映像を表示する。


テザー型モード(左)とスクリーンレス型風モード(右)を切り替える(出典:USPTO)

 こうしたデバイスを使えば、PCによる高精細VR映像と、スマートフォンによるケーブルに制限されない自由な動きを、同時には無理だが1台で実現できる。さらに、Oculusはスマートフォンの取り付け位置を内蔵画面と反対側の後頭部に設けることで、前後の重量バランスに偏りが生じず、装着者が動きやすくなる、としている。


スマートフォンは後ろに装着させ、前後の重量バランスを偏らせない(出典:USPTO)

 さらに、同特許ではスマートフォンのセンサやカメラを使ってユーザーの頭や体の動きをトラッキングする仕組みなどにも言及している。

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