米運送大手のUPSは米国時間12月19日、Teslaの電気セミトラック「Tesla Semi」を125台発注したと発表した。これは、これまでに明らかになっているTesla Semiの発注の中で最大の規模である。
UPSの最高情報エンジニアリング責任者のJuan Perez氏は声明の中で、「この画期的な電気トラックは安全性の向上と環境影響の軽減、所有コストの削減に関して、新時代の到来を告げるものだ」と述べた。
UPSが代替エネルギーを試すのは初めてではない。UPSは自社の物流事業で圧縮天然ガスやバイオメタン、エタノール、プロパンなど、さまざまな代替燃料を利用している。さらに、UPSは水素燃料電池を搭載する配送車両のテストを2017年に行うことも5月に明かした。そうした代替燃料への取り組みに、電気トラックが追加される。
UPSは、再生可能エネルギー由来の電気が自社の消費電力に占める割合を2025年までに25%に高めたいと考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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