輸送用トラックを抱える多くの大企業が「Tesla Semi」を試す準備を整えている。物流輸送を手がけるDHL Supply ChainとTitanium Transportation Group、Fortigo Freight ServicesがTeslaのクラス8の電気セミトラックTesla Semiを少量発注したことをそれぞれ発表した。
The Wall Street Journal(WSJ)によると、DHLは物流センターと工場の間で商品を輸送する短距離のシャトル走行や顧客への同日配達に使用するため、10台のTesla Semiを発注したという。さらに、DHLはTesla Semiの長距離走行の適性を評価し、ドライバーが参加するさまざまなテストを実施することも計画している。
DHL Supply Chainの輸送担当プレジデントのJim Monkmeyer氏は、同社がTeslaと協力して、実際にいくつかの初期のSemiモデルを試運転済みであることを明かした、とWSJは報じている。
カナダのオンタリオ州を本拠とするTitanium Transportation Groupは、現地時間11月30日の声明で、同社が5台のSemiを予約したことを明かした。同社は約450台のトラックを稼働させており、輸送ロジスティクスや倉庫保管、トラック輸送を越境サービスも含めて提供している。
同じくカナダのロジスティクス企業であるFortigo Freight Servicesも、Semiの評価を行うため1台を予約したことが報じられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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