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AI/IoTの衝撃に企業はどう立ち向かうか--電通デジタルが考える「プロトタイピング」

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 11月29日、「CNET Japan CMO Award & CNET Japan Conference 2017」が開催された。同会場での特別セッションでは、電通デジタルの谷澤(たにざわ)正文氏(アカウントイノベーション部門 統合プランニング事業部 部長)が登壇。「世の中を動かす広告アイデア発想で、新サービス開発を考える」と題し、新規性の高い製品・サービスをスムーズに立ち上げるための「プロトタイピング」の重要性を解説。また、その発想術についても語った。

電通デジタルの谷澤(たにざわ)正文氏
電通デジタルの谷澤(たにざわ)正文氏

あらゆる企業の「プロトタイプ」作りを支援

 谷澤氏は長らくキャンペーンのプランナーとして活躍。2009年にはロッテのガム「Fit's(フィッツ)」のキャンペーンに携わった。佐々木希と佐藤健による独特のダンスが話題を集めたが、それだけにとどまらず、SNSとの連携、一般の若者からYouTubeを通じてダンス動画を募集するなど、時代の流れに合わせたプロモーションを全面展開。一躍ヒット商品となった。

 谷澤氏は「こういったプロモーション視点の発想は、実は新製品開発でも全く同じだと考えている。企業・ブランドが抱えている課題を解決しながら、トレンドに合わせ、どんな商品を作らなければいけないか。現在であれば、AIやIoTと掛け合わせられる可能性があり、それを使ってどう顧客とコミュニケーションするか(がプロモーションでも製品開発でも重要)」だと話す。

 ただ、ネット技術のイノベーションの速度は並大抵ではない。製品・サービスの開発意欲があっても、具体的にどのような戦略を立てればいいのか。優秀なCMO(最高マーケティング責任者)がいる企業はともかく、全ての企業が今すぐできる話ではない。

 こういった状況の改善を目指すのが、電通デジタルの新サービス「Wonderful Prototyping」だ。谷澤氏がディレクターを務めるチームがコンサルティングを行い、各企業の課題や強みを洗い出す。一方で、テクノロジー系のベンチャーとも連携。「社内に人材がいなくてデジタルシフトに踏み出せない」企業、そして「優れた技術はあるが企業の求める品質・サービスに落とし込めない」ベンチャーを仲介。そして、短期でまずプロトタイプを作りあげ、検証・改善を繰り返す中で収益の最大化を目指す。

企業が先進性の高い商品を作りたいとしても、人材面などで課題がある
企業が先進性の高い商品を作りたいとしても、人材面などで課題がある
企業に対してサービスを提供したいベンチャーにも多数の悩みが。Wonderful Prototypingでは、これら2つの立場を繋げるのが狙い
企業に対してサービスを提供したいベンチャーにも多数の悩みが。Wonderful Prototypingでは、これら2つの立場を繋げるのが狙い

 Wonderful Prototypingのチームは、プロモーション戦略に長けたプランナーだけでなく、AIやIoTに精通した技術者、データサイエンティストらも擁しており、デジタルに対して言わば全方位型の体制を敷く。

Wonderful Prototypingのチーム構成例。プロモーション視点だけではなく、AI/IoT全盛時代を見据えている
Wonderful Prototypingのチーム構成例。プロモーション視点だけではなく、AI/IoT全盛時代を見据えている

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