朝日インタラクティブが運営する「CNET Japan」は11月29日、第5回「CNET Japan CMO Award × AI時代に再考するデータドリブンマーケティング」を開催し、2017年にもっとも企業の成長や実績などに貢献するマーケティング戦略を実践した2名を表彰した。
CNET Japan CMO Awardは、マーケティング戦略の重要性やマーケティングの意義を改めて提起すべく、その年にめざましい成果を挙げた、あるいはマーケティング分野に大きな影響を与えうる活動を推進したCMO(Chief Marketing Officer: マーケティング統括責任者)を選出し、表彰するイベントである。今回は横浜銀行 総合企画部 担当部長の加藤毅氏と、ワコール 執行役員 総合企画室 広報・宣伝部 部長の猪熊敏博氏の2名を選出した。
横浜銀行の加藤氏を選出した理由として、朝日インタラクティブ 編集統括 CNET Japan編集長の別井貴志は、「日々の『ブランド推進』と徹底した『顧客データの分析・活用』と2つのアプローチでマーケティングを推進。その結果、データ分析に基づいたモデリングやセグメンテーションを実現し、顧客ニーズへ的確に応えた」と説明した。
ワコール 猪熊氏の選出理由としては、「プロダクトマーケティングを推進する上で、売り場での消費者の声と、創業から蓄積された体型データを統合した分析に取り組み、プロダクトアウトとマーケットインを実施した。さらに顧客調査によるデータベース構築で、未来トレンドを予測するマーケティングを目指している」点を評価した。
受賞者2名によるパネルディスカッションの模様は、別途お伝えする。
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