スマホでキー操作できるレンタカーサービス、米でテストへ

Andrew Krok (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2017年12月13日 11時55分

 レンタカーの手続きは決して楽しいものではないが、自動車部品メーカーContinentalとレンタカー大手Avis Budget Groupが21世紀の技術を若干取り入れるために提携したことで、手続き全体が多少は円滑になる可能性がある。

 ContinentalとAvisは米国時間12月12日、完全にキーレスのレンタカーシステムをテストすると発表した。利用者は物理的なキーやキーフォブ(リモコンタイプのスマートキー)を探し回らなくても、スマートフォンなどを使ってレンタカーの施錠と解錠ができ、さらにエンジンの始動も可能になる。

 このシステムはContinentalの「Key-as-a-Service」(KaaS:サービスとしてのキー)技術を活用している。この技術では、車そのものの電気回路または車台を変更する必要はない。いくつかハードウェアを変更するだけで済み、Continentalのバックエンドサービスを活用する。


残念だが、自動車に乗るたびに温かいコーヒーが自動的に用意されるわけではない。それはまだまだ遠い未来の話だ。
提供:Continental

 Continentalでインテリジェント輸送システムを率いるRalf Lenninger氏は、発表の中で次のように述べている。「Avisと提携することで、Continentalは自動車に関する当社の深いノウハウに支えられたこの革新的な技術を、新たな顧客に提供できる。われわれはAvisと協力して、このソリューションがもたらす効率や将来の可能性を探り、さらに発展させることを期待している」

 現在のところ、パイロットプログラムはミズーリ州カンザスシティ地域の1市場のみに限られている。しかし、すべてが計画通りに進めば、今後は他の市場にも展開される可能性が高い。それにはシステムがうまく機能する必要があるだけでなく、利用者が本当に求めるシステムであることを実証しなければならない。なかには従来型のキーを好む人もいるが、今ではほぼ誰もがスマートフォンなどをすぐに取り出せることを考えれば、キーの廃止によって余計なものが減ることをありがたく思うレンタカー利用者もいるだろう。

 Continentalはさらに、2018年にラスベガスで開催される家電見本市CESでこのサービスのデモを行う予定だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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