ロンドンでUber Technologiesの営業免許が再交付されるかどうかが判明するのは、早くても2018年春になりそうだ。裁判所が現地時間12月11日に明らかにした。
Uberの控訴審は、2018年4月30日から5日間にわたって行われる予定だが、6月までずれ込む可能性もあると、Reutersが予審での裁判官の発言として報じた。
Uberのロンドンでの営業免許は9月に失効している。同市の交通規制当局であるロンドン交通局(TfL)が更新を拒否したためだ。Uberはただちに、TfLの決定に対する不服を申し立てる意思があると表明した。今はこの手続き期間中であるため、Uberはロンドンでの事業を継続している。
Uberの最高経営責任者(CEO)であるDara Khosrowshahi氏は、10月3日にロンドンを訪れて当局者と面会し、営業免許の再交付を受けられるようにするため、TfLと協力する意思を明らかにした。不服申し立ての手続きが正式に始まったのは10月半ばのことだ。
今回の予審は11日に開かれたものだが、今週後半にはさらに2回の審問が開かれ、労働組合とロンドンタクシー運転手協会がTfLとともにこの訴訟に参加できるかどうかが判断される。
Uberの広報担当者は、声明の中で次のように述べている、「われわれが不服申し立てをしたのは、今後もロンドンで数百万の利用者と数万人のドライバーがサービスを利用できるようにするためだ。しかしながら、われわれはこの問題を解決するため、ロンドンの交通当局と建設的な議論を続けている。新たに就任した当社のCEO、Dara Khosrowshahiが述べたように、われわれは状況を正常化する決意を固めている」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果