Uber Technologiesは英国で現地時間10月13日、ロンドンでの事業継続に向けた取り組みを正式に開始した。ロンドン交通局(TfL)が約3週間前、「公共の安全とセキュリティ上の影響」を理由にUberの営業免許更新を拒否したことを受けた措置だ。
TfLが9月22日に決定を下してから間もなくUberが提出した申し立てにより、Uberは、この手続き期間中はロンドンでの事業を継続できる。Uberの広報担当者によると、今回のウェストミンスター治安判事裁判所への申し立ては、より正式な通知であり、異議が継続中であることと、和解に達すればUberは一度も出廷しない可能性があることを示すものだという。
Uberは声明で次のように述べた。「われわれは本日、ロンドンの人々が引き続き当社のアプリを利用できるように提訴したが、引き続きTfLと建設的な議論ができることを願っている。新たに就任した当社の最高経営責任者(CEO)が述べたように、われわれは状況を正常化する決意を固めている」
10月3日、UberのCEOであるDara Khosrowshahi氏はロンドンを訪れ、TfLの当局者らと面会した。その後、同市と協力する意思をツイートで表明している。TfLも面会の後に声明を公開し、今回の協議は「建設的」だったと表現。今後数週間でさらに協議を継続するとした。Uberは2012年からロンドンで営業している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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