配車サービスを手がけるLyftの直近の資金調達ラウンドがさらに拡大した。
Lyftは10月、Googleの親会社であるAlphabetの投資部門CapitalGが主導する資金調達ラウンドで10億ドル(約1100億円)の出資を受けたと発表していた。Lyftは米国時間12月5日、調達額が5億ドル(約600億円)上積みされ、合計15億ドル(約1700億円)になったと述べた。Lyftに現金が流入することは、同社が競合のUber Technologiesから市場シェアを奪う闘いにおいて有利にはたらきそうだ。
Lyftでプレジデントを務めるJohn Zimmer氏は電子メールで次のようにコメントした。「Lyftにとって躍進の年だった。これは、当社のチームメンバー、ドライバー、乗客によって可能になったことだ。われわれは今後も当社のコミュニティーへの投資を継続していく予定であり、さらなる飛躍を遂げる2018年を楽しみにしている」
Uberと比べると、Lyftは配車サービス業界において、これまで長い間小規模企業だった。これまでに調達したベンチャー資金は26億ドル(約2900億円)とされる。一方のUberは、129億ドル(約1兆5000億円)を調達し、評価額は680億ドル(約7兆7000億円)にのぼっていた。今回の5億ドルの追加調達によって、Lyftの評価額は115億ドル(約1兆3000億円)になった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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