Googleの親会社であるAlphabetは、「敵の敵は味方」という古くからある格言を取り入れようとしているようだ。
Alphabetは、配車サービスを展開する新興企業Lyftに10億ドル出資することを検討していると、Bloombergが米国時間9月14日に報じた。LyftはUberの主な競合先でもある。
Google、またはAlphabetの投資部門であるCapitalGのいずれかが出資する可能性があるという。
実現するかもしれないこの出資は注目すべき動きだ。なぜなら、Alphabetの自動運転車部門であるWaymoは2月以降、Lyftの競合であるUberと泥沼の係争を続けているからだ。Waymoは、GoogleのエンジニアだったAnthony Levandowski氏がUberに加わった際、Uberが企業秘密を盗んだと主張している。
AlphabetとLyftはいずれもコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」