米国時間12月2日から「iPhone」が誤動作するようになったというユーザーや、「Mac」にパスワードなしで「root」でログインできる脆弱性が心配だというユーザーは、以下の対応策で、端末をスムーズかつ安全に利用できるようになる。
通知を何度も送信するアプリに関係する日付関連の「iOS」の問題で、「iPhone」と「iPad」がクラッシュしたり、再起動を繰り返すとの現象が、2日未明から報告されていたが、対応策がAppleから提供されている。
Appleはサポートサイトで、この問題が生じた場合の対応策として、端末のすべてのアプリの通知を切ってから端末を「iOS 11.2」にアップデートする必要があるとしている。アップデート後に、通知を元に戻すことができる。
Appleは2日、iOS 11.2をリリースした。このアップデートでは、バグ修正とさまざまな微調整に加えて、米国を対象に「Apple Pay Cash」が導入されている。個人間で簡単に送金ができる機能だ。また、「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」の高速なワイヤレス充電に対応している。
Macにパスワードなしで「root」でログインできる脆弱性は、11月28日に明らかになった。Appleはその翌日に修正をリリースした。しかしWiredは12月1日、この修正をダウンロードしたが、コンピュータをmacOS 10.13.0から最新版である10.13.1にまだ更新していないユーザーに問題が生じていると報じた。これらのユーザーが10.13.1にアップデートすると、「root」の問題が再発するという。またその中には、10.13.1にアップデートした後に「root」の修正を再インストールしたが、問題が修正されなかったユーザーもいたとされる。
Wiredが話を聞いた専門家らによると、10.13.1にアップデートして「root」の修正を再インストールした後、Macを再起動すれば、その問題が修正されるはずだという。しかし、誰もがいつもコンピュータも再起動するわけではないのも事実だ。
Appleにコメントを求めたが回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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