サムスン電子とLEGOLAND Malaysia Resortは、仮想現実(VR)を利用したジェットコースターのアトラクションを開設した。
「Great LEGO Race」と呼ばれるこのアトラクションは、乗客がサムスンの「Gear VR」ヘッドセットを着用し、ジェットコースターに乗りながらLEGOブロックで作られた仮想世界を体験できるというものだ。
Gear VRは、ジェットコースターが上昇、下降、回転する動きに合わせて、「スリリングで楽しい」没入体験を提供するとサムスンは説明している。
この新しいアトラクションは、6歳以上の子供を主なターゲットにしており、2018年には米フロリダ州とドイツのレゴランドにも設置されるという。
VRでは広く普及するような商業的用途がまだ見つかっておらず、サムスンはライブスポーツや音楽など、さまざまな業界に目を向けている。
9月には、韓国の医療機関Gangnam Severance Hospitalと共同で、精神疾患の診断ツールの開発に乗り出したことを明らかにした。
また、同じ9月には、Mobile World Congress Americasカンファレンスで、パートナー企業とともにVRフィットネスソリューションを披露している。
さらに、Microsoftの「Windows Mixed Reality」対応ヘッドセット「Samsung HMD Odyssey」を、韓国で現地時間11月21日に発売した。
韓国の新興企業Minkonetは、ゲームのVRライブストリーミング用のネイティブオブジェクト広告ソリューションを開発したが、VRでは収益化も課題の1つだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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