YouTubeが、子供にとって安全な動画サイトにしていくための取り組みを進めている。
YouTubeは米国時間11月22日、子供をターゲットとする不快な動画や攻撃的な動画を取り締まるための十分な対策を講じていないとの批判を受け、家族向けのコンテンツに対する取り組みを「強化」する5つの計画を発表した。
新しいガイドラインは次のとおり。
この取り組みは、YouTubeのアルゴリズムと審査方針の欠点を浮き彫りにした11月の報道を受けたもの。論争を巻き起こしたのは、子ども向けに設計された「YouTube Kids」だ。同サービスのフィルタは、不適切な映像が含まれているのに子ども向けとされた一部の動画を、認識したり削除したりできなかった。ある動画では、ミニーマウスが恐怖に満ちた表情で、血だまりの中にいるミッキーマウスを見つめており、別の動画では、クレイメーション版のスパイダーマンが「アナと雪の女王」の王女エルサに放尿していたという。
運動のような無害な活動を行う子どもが登場する動画に対し、視聴者による搾取目的または性的なコメントがあふれているという問題もあり、YouTubeは新ガイドラインで抑制を目指す。
YouTubeは先ごろ、 BuzzFeed の指摘を受けて初めて、子どもが虐待されている動画や虐待が疑われる動画をいくつか削除した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス