HP Inc.が米国時間11月21日に2017会計年度第4四半期決算(10月31日締め)を発表し、市場の予想に大方沿う内容となった。PC販売およびプリンタ事業は2四半期連続で純売上高が増加した。
純売上高は139億ドルで、非GAAPベースの希薄化後1株あたりの純利益(EPS)は44セントだった。
アナリストらは、純売上高を133億5000万ドル、EPSを44セントと予想していた。
HPは1年前、2016年度第4四半期の決算で、125億ドルの売上高と36セントのEPSを報告していた。
HPによると、2017年度通期では、純売上高が521億ドル、非GAAPベースの希薄化後EPSが1.65ドルだった。
2016年度通期では、売上高を482億4000万ドル、EPSを1.6ドルと報告していた。
PCを含むパーソナルシステム事業の第4四半期における純売上高は、前年同期比13%増の90億8400万ドルだった。うちコマーシャル(法人向け)製品の純売上高は11%増加、コンシューマー向け製品の純売上高は18%増加した。
PCの販売不振にもかかわらず、HPの2017年度PC事業は堅調な結果となった。調査会社のGartnerとIDCは10月、世界のPC市場は縮小したものの、HPは7-9月期にPCメーカーとして首位を維持したと報告していた。
一方、第4四半期におけるプリンタ事業の純売上高は前年同期比7%増の48億7700万ドルだった。
2018年度第1四半期について、HPは非GAAPベースの希薄化後純EPSが40~43セントと予測している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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