HP Inc.が今後3~4年で最大4000人の人員を削減する計画を明らかにした。
プレジデント兼最高経営責任者(CEO)のDion Weisler氏は、ニューヨークで開催されたカンファレンスで、3000人を超える今回の人員削減は、同社のさまざまな部署の従業員に影響すると述べた。
Weisler氏は今後の業績見通しに関する声明の中で、「当社が参入している市場は依然として大きな課題を抱えているが、われわれは中核の革新に取り組んでいる。これまでと同様に、コマーシャルモビリティおよびサービス、A3コピー機市場のディスラプション、業界をリードする当社の3Dプリンティングソリューションによる製造、グラフィックスのデジタル化に長期的な成長機会を見出している」と述べた。
「われわれは自社の戦略に自信を持っている。その戦略が今後も確かな利益とキャッシュフローを生み、さらにHPによる差別化されたイノベーションへの投資と長期的な成長が可能になると考えている」(Weisler氏)
CNBCによると、このリストラ計画で、HPは2020会計年度の初頭から2~3億ドルのコストが削減される見通しだという。さらに、取締役会は約3億5000万~5億ドルをリストラコストやその他関連コストに計上する予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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