iRobotのロボット掃除機「Roomba」がさらに賢くなった。無料のオンライン自動化サービス「IFTTT」に、新しく iRobotのチャンネルが作成されたことを、同社が米国時間11月20日に明らかにした。
IFTTTへの対応が実現したことで、「Roomba 980」などWi-Fi対応モデルのRoombaを、IFTTTの「If This, Then That」(もし何かをしたら、何かが作動する)アプローチを通じて、さまざまなプラットフォーム、サービス、製品と同期させることが可能になった。
ユーザーは、Roombaが清掃サイクルを終えたときにIFTTTと連携する別の製品を作動させられるように、Roombaをプログラミングできる。また、IFTTTと連携する別の製品を使って、Roombaの清掃サイクルを開始、終了、一時停止することも可能だ。
また、iRobotのIFTTTチャンネルには、タップ数回で有効にできるアプレットもあらかじめ用意されている。その中には、「Android」スマートフォンに応答したり、スマートドアベルが鳴ったりするとRoombaの清掃サイクルを一時停止できるなど、特に利便性の高そうなアプレットもある。そのほか、スマートフォンのGPSデータを利用し、外出したら自動で清掃サイクルを開始するように設定することも可能だ。
これらのアプレットは基本的に、iRobotのライバルNeato RoboticsのIFTTTチャンネルにあるのと同じものだ。Neatoのアプレットは2017年に入って提供開始されたが、今回、iRobotもIFTTT対応となったため、この点で両社の差はなくなったと考えられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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