12月に発売予定の「iMac Pro」には、18コアのIntel「Xeon」プロセッサに加えて、「iPhone 7」と同じチップもこっそり搭載されるかもしれない。
「A10 Fusion」プロセッサは2016年発売のiPhone 7と「iPhone 7 Plus」に搭載されている。 The Vergeと9to5Macの報道によると、同プロセッサはAppleが「史上最強の『Mac』」と呼ぶiMac Proに、常時オンの「Siri」音声検索機能(「Hey Siri」としても知られる)をもたらすという。「iOS」開発者のGuilherme Rambo氏が先週末、Siriが「iMac Pro」に搭載されることを「確認した」とTwitterに投稿した。
Confirmed: "Hey, Siri" is coming to the Mac pic.twitter.com/Dw9bRAzbxD
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年11月18日
念のために記しておくと、Rambo氏にはAppleの新機能発見に関して素晴らしい実績がある。同氏とその仲間の開発者Steven Troughton-Smith氏は、偶発的なファームウェアアップデートから「iPhone X」に関する貴重な情報を発掘した功績を認められている。
Appleにコメントを要請したが、回答は得られなかった。
A10 Fusionは常時オンのSiriを実現するだけでなく、他のプロセッサに高負荷の作業を任せる前にiMac Proをセキュアに起動する役割も果たすかもしれない、とエンジニアでMacファンのPepijn Bruienne氏はツイートした。つまり、A10 FusionはiMac Proの暗号化を高速化し、プラットフォーム全体のセキュリティを高める可能性もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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