大京は11月20日、公益社団法人 企業情報化協会(IT協会)が主催するIT賞(激励賞)を不動産業界で初めて受賞したと発表した。労働人口減少時代に向けた、Watsonチャットボット「hitTO」の活用が評価されたという。
大京では2016年10月に発表した中期経営計画の中で、新たな取り組みテーマの1つに「研究開発の推進」を掲げ、その一環としてAIを活用。その中で、社内の問い合わせに対する自動回答をAIチャットボットを利用してできるよう、システムヘルプデスクにhitTOの導入を進めているという。
今後は、人工知能、Watson、機械学習の実体験をいかし、事業部門の業務改善や会話型対応、音声認識などもお客様対応に広げいく方針。IT協会では、これらの取り組みが、IT激励賞に値すると評価している。
IT賞は産業界において、“ITを活用した経営革新”に顕著な努力を払い優れた成果をあげたと認めうる企業・団体に対し授与しているもの。計33社29件の受賞が決定している。
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