時間単位で施設や店舗を貸し借りできるマーケットプレイス「スペースマーケット」を運営するスペースマーケットは11月16日、法人会員向けの新たな決済方法として「後払い決済機能」を追加したと発表した。
後払い決済機能は、法人ゲストが1カ月の利用料金をまとめて請求書払いできるサービス。スペース利用日の翌月または、翌々月に届く請求書によって支払えることが特徴だ。これにあわせて、マネーフォワードのグループ会社であるMF KESSAIが提供する企業間後払い決済サービス「MF KESSAI」とAPI連携したほか、法人ごとにスペースレンタルの支払いをまとめて管理できる「法人アカウント機能」の提供を開始した。
スペースマーケットでは、これまでにお寺や古民家、映画館、住宅の空きスペース、レンタルキッチンなど、1万2000以上のシェアスペースを取り扱い、月間数千件以上の顧客に利用されているという。2017年度は昨年同月対比300%を超える利用があったそうだ。また、会議、研修、総会や懇親会のほか、社外の関係者や顧客を交えたパーティーやセミナー、撮影など、ビジネスシーンでの利用件数も2年間で10倍以上に伸びているとのこと。
法人利用においては、主にクレジットカードまたは銀行振込での事前決済のみ可能だったが、法人ゲストの利用増加とともに、月締めでまとめて請求書払いをしたいという要望が増えたため、後払い決済に対応したとしている。また、マネーフォワードのMF KESSAIを導入したことで、銀行振込にかかる内部工数を削減できたという。
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