文字数制限を280字に拡大したTwitter、その狙いは?

Terry Collins (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年11月13日 07時30分

 Twitterについて考えると、やむことがないオンラインハラスメント、ロシアのプロパガンダ、某大統領の発言、などの問題が思い浮かぶ。

 さて、同社はなぜツイートに使える文字数を従来の140文字から280文字に倍増させることに重きを置いているのだろうか?

 Twitterは米国時間11月7日、9月から一部のユーザーを対象に実施してきたトライアルの「成功」後、すべてのユーザーに対して文字数の上限を140文字から倍増させると正式に発表した(日本語、中国語、韓国語は対象外)。だが、(鳴り物入りの発表だったにもかかわらず)浮かんでくるのは上記のような疑問だろう。


タイムライン上に表示される140文字のツイート(左)と280文字のツイート(右)の例
提供:Twitter

 Twitterのプログラムマネージャーを務めるAliza Rosen氏公式ブログで、「この変更を行うに当たっては、Twitterの世界規模のコミュニティが抱えている問題について傾聴(ツイートでは足りなかった!)し、改善方法を理解するためにデータを解析し、テストし、皆さんのフィードバックに耳を傾けた」と語った。

 ほとんどのユーザーは自動的に280文字使えるようになるはずだ。できない場合は、モバイルアプリをアップデートするか、PCの場合はtwitter.comを再表示すればいい。日本語、韓国語、中国語でのツイートの場合は、今のところ140文字制限のままだ。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]