ソフトバンクグループは11月6日、公開市場取引などを通じて米通信子会社であるSprint Corporationの株式を追加取得する予定であると発表した。ただし、スプリントの発行済普通株式の所有比率を85%以上に高める意図はないとしている。
ソフトバンクグループ代表取締役会長の孫 正義氏は「われわれは今、数十億もの新しいデバイスやセンサが全米でオンライン接続されるような時代を迎えつつある。世界でもトップクラスのモバイル・ネットワークを引き続き所有していくことは、われわれのユビキタス・コネクティビティのビジョンの中核となる。Sprintは、米国の消費者に向けてわれわれのビジョンを実現していくための重要な役割を担っている」とコメントした。
なお、同社は11月4日(米国時間)に、SprintとT-Mobileとの統合に関する協議が、合意に至らなかったと発表していた。
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