Microsoftが複合現実ヘッドセット「HoloLens」を新たに欧州の29カ国で発売することになった。
これで、HoloLensはベルギーやデンマーク、イタリア、スペインを含む、世界の39カ国で販売されることになる。Microsoftは現在、企業に対して、HoloLensが新しい効率的な作業方法をサポートできるという概念を売り込もうとしている。
企業に対するHoloLensの最大のセールスポイントの1つは、装着者の視界内にデジタル情報を重ねるHoloLensの機能を使って、遠隔地の専門家が現場で働く技術者をより簡単に支援できることだとMicrosoftは考えている。
エレベータを手がけるthyssenkruppはHoloLensを使って、エンジニアのメンテナンス作業を支援するテストを行っている。HoloLensを利用することで、遠隔地の専門家は、技術者のHoloLensに搭載されたカメラを通して、技術者が現場で見ているのと同じ映像を見ることができる。また、例えば、修理する必要のある部品を伝えるなど、デジタル技術で技術者の視界内の物体に注釈を付けることもできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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