若年層がメインユーザーのスマートフォンアンケートアプリ「TesTee(テスティー)」を運営するテスティーと、CNET Japanが共同で現代の若者たちの実態に迫る同連載。
第6回目はLINEを利用している10~20代の男女1662名(10代:858人、20代:804人)を対象に「スマートフォンでのLINEスタンプ利用」に関する調査を実施した。この調査を通して、若年層のLINEスタンプに対する意識を年代、性別の二軸から解明していく。調査期間は2017年10月3~10日。
まず、10代、20代のLINE利用者を対象にLINEスタンプの利用率を調査した。その結果、10代の91.3%、20代の84.2%が「利用している」と回答。女性においては両年代ともに9割以上がLINEスタンプを利用していることがわかった。
LINEスタンプ利用者を対象に利用頻度も調査した。その結果、「数日に1回以上」LINEスタンプを利用している人は10代で85.7%、20代で85.5%となった。さらに、10代の51.2%、20代の47.1%と、ともにおよそ半数の人が「毎日利用する」と回答した。
では、有料スタンプの利用についてはどうだろうか。有料スタンプのダウンロード(以下「DL」)経験について調査した。その結果、すべての性年代で8割以上の人が有料スタンプのDL経験があると回答。LINEスタンプ利用率と同様に、男性よりも女性の方がややDL経験率が高いという結果となった。
続いて、LINEスタンプを知る情報源について調査した。その結果、すべての性年代で「LINEアプリ内のスタンプショップ」が第1位となり、10代で7割以上、20代で6割以上となった。次いで「友人・知人が使っているのを見て」が第2位、「SNS」が第3位となり、いずれもすべての性年代で同じ順番となった。また、スタンプのプレゼント経験率を調査すると、「プレゼントをしたことがある」「プレゼントをされたことがある」ともに4割程度の人が経験があると回答した。
若年層においては、LINEアプリ内のスタンプショップへ自発的にスタンプを探しにいく人が大半を占める一方で、友人が利用しているスタンプやSNSに投稿されているスタンプも新たなスタンプを見つける重要な情報源になっているようだ。
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