17個のカメラレンズを持ち、大きなアイスホッケーパックのように見える物体、それがサムスンの最新の360度カメラ「360 Round」だ。米国時間10月18日に発表された。
レンズ2個のステレオカメラを8組と、上を向いた1個のレンズを備えるサムスンの360 Roundは、特にVRコンテンツの制作を念頭に置いて、3D動画と音声を記録し、ライブ配信するべく作られた製品だ。
この360 Roundが一般的なユーザーではなく、プロフェッショナルや一部の愛好家向けであるのは明らかだ。とはいえ、サムスンがこれまでに「Gear VR」ヘッドセットや360度カメラ製品を発売し、一般消費者向けVRの分野で攻勢を続けてきたことを考えると、こうしたハイエンド分野への進出は注目に値する。
事実、サムスンの360 Roundは2014年から開発が続けられてきた製品で、当時は「Project Beyond」と呼ばれていた。IP65等級の防塵防水性能を持つこのカメラは、まず米国市場で10月中に販売を開始し、「徐々に」その他の国々でも発売されるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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