農業ベンチャーのアグリメディア、約2.5億円の資金調達

 農業プラットフォームを展開するアグリメディアは10月20日、グロービス・キャピタル・パートナーズが運用するファンドより、約2.5億円の資金を調達したと発表した。


アグリメディアのウェブサイト

 同社は、“都市と農業をつなぐ”を事業コンセプトとして掲げ、「農業体験事業」(サポート付市民農園「シェア畑」、収穫体験付きBBQ「ベジQ」)、「農業人材事業」(農業特化型の求人情報・人材紹介サービス「アグリなび」)、「農業流通事業」(道の駅・直売所などの地方拠点を活用した新たな流通プラットフォーム)などを展開している。

 資金調達により、グロービス・キャピタル・パートナーズのベンチャー支援ノウハウを得て、農業プラットフォーム構築のための新たなウェブサービス開発やナレッジツール開発を進めるという。また、事業展開をさらに加速するため、事業開発人材の採用を強化するとしている。

 今回の増資にともない、現社外取締役である谷村格氏(エムスリー代表取締役)、諸藤周平氏(エス・エム・エス元代表取締役社長)に加えて、グロービス・キャピタル・パートナーズの今野穣氏(ジェネラルパートナーCOO)が、社外取締役に就任する予定。

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