先週発表された「Google Home Mini」の一部にバグがあったらしく、不定期に音を記録して、その録音データをGoogleのサーバに送信する問題が少数の端末で発生していた。Googleは米国時間10月10日、この問題を修正するソフトウェアアップデートを7日にリリースしたと述べた。
Google Home Miniは初代「Google Home」と同じ機能を提供し、ユーザーは「OK, Google」という音声命令を使って、このデバイスとの対話を開始することができる。本体上部を長押ししてアクティベートすることも可能だ。
この問題を発見したのは、Android Policeの創設者であるArtem Russakvoskii氏。同氏は、レビュー用の端末が本体上部への「幻の」タッチ操作を認識して「1日に何千回も」起動し、Googleに録音データを送信していることに気づいた。Google Home Miniのタッチアクティベーション機能を無効化するソフトウェアアップデートによって、この問題は解決された。
Googleはサポートページの中で、「この問題が少数のGoogle Home Miniに影響し、タッチメカニズムの不適切な挙動を引き起こしていることを認識している。この問題を解消するため、10月7日にアップデートを提供した」「アップデート適用後も問題が解消されない場合は、Google Support(1-855-971-9121)に電話して、Google Home Miniの交換手続きをしてほしい」と述べた。影響を受けたのは、4日の「Made by Google」イベントで配布されたデバイスのみであり、先行予約分に影響はないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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