Facebookがさらなるソーシャル化を図る。
Bloombergによると、Facebookはビデオチャット専用端末に取り組んでいるらしい。Bloombergは「事情に詳しい複数の情報筋」の話として、この製品は、広角カメラとマイクを装備する13または15インチのタッチスクリーンになると報じている。また、人工知能(AI)技術も搭載されているので、カメラは、自動的に視界を移動させて人間や物体を捉え、必要に応じてその部分を拡大することができるという。
Facebookはこれまでに、ハードウェア業界に参入する意欲を表明していた。今回のタッチスクリーン以外にも、「Amazon Echo」や「Google Home」に対抗するスマートスピーカに取り組んでいるとうわさされている。同社は、2014年に買収したOcculusによる仮想現実(VR)ヘッドセットも開発しているほか、2013年には、不調に終わったものの「HTC First」(いわゆる「Facebook Phone」)を発売している。
今回のタッチスクリーン端末は、「Building 8」として知られるFacebookの最先端技術開発部門によって開発されている。Building 8は、2年という期限を設けて実験的なプロジェクトの研究開発に取り組んでいる。その他のプロジェクトとしては、ユーザーが皮膚を通して言葉を「聞く」技術などがある。また、単語を頭に思い浮かべるだけで1分あたり100語を「入力」できるシステムも開発している。
Facebookにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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