Specteeは10月4日、YJキャピタル、共同通信イメージズ、みずほキャピタル、アルコパートナーズ、クオラスおよび、元マイクロソフト社長の成毛眞氏らより、総額2億6000万円の資金を調達したことを発表した。
今回の調達資金は、リアルタイム・ニュース関連情報配信サービス「Spectee」を中心とした、国内外の事業拡大のための人材採用やマーケティングの強化に充てる予定。また、人工知能エンジン「Spectee AI」の開発を促進させるという。
Specteeは現在、国内のテレビ局や新聞社、通信社、ネット系メディア、地方自治体、レジャー施設など、100社以上の現場で利用されているという。主要取引先(主要5社のみ)としては、日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、フジテレビジョン、読売新聞グループなど。
また、6月から開始している海外向けのニュース動画配信事業では、AP通信社やニューヨーク・タイムズなど、現在世界32カ国のメディア企業に動画コンテンツを提供しているという。
さらに、人工知能エンジンを応用した防犯・警備への活用も増えており、隅田川花火大会では、警備の効率化の新しい手段として導入されたとのこと。
同社では、現在独自に開発を進めている人工知能エンジンを、これまでの画像・動画解析の分野からさらに一歩進めて、テキストや音声の分野でも活用するとしている。
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