Microsoftは、仮想現実(VR)ソーシャルネットワークの新興企業であるAltspaceVRを買収する。買収金額は非公表。
Microsoftは、米国時間10月3日にサンフランシスコで開催したイベント「Windows Mixed Reality」で、この買収を発表した。
AltspaceVRは3カ月前に、経営難と、次の資金調達ラウンドが確保できなかったことを理由に、事業を終了する計画を発表していた。その1カ月後には、事業を続行すると発表したが、資金不足をどのようにして解決したのかについては明らかにしていなかった(Microsoftが手を差し伸べたと思われる)。
Microsoft関係者らは、3日のイベントに関するブログ投稿の中で、AltspaceVRが付加価値をもたらす見込みのあるいくつかのシナリオを挙げた。
「AltspaceVRは、没入型コミュニケーションにおける先駆者の1社で、160カ国以上からのユーザーがVRの中で一堂に集まり、会合、コメディーショー、ヨガ教室、ダンスパーティー、さらには、NBC、Reggie Watts氏、Justin Roiland氏、Drew Carey氏などが主催する大規模イベントに参加している」(Microsoft)
Microsoftは3日のMixed Realityイベントで、2017年のホリデーシーズンにはサムスンからも複合現実(MR)ヘッドセットが販売されることを正式に発表した。「Samsung HMD Odyssey」は、499ドルで発売される予定だ。
10月3日より、Acer、Dell、HP、レノボ、サムスンのMRヘッドセットの先行予約受付が始まっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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