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GoProを水平に保つ小型スタビライザー「Quark」--1軸ロール補正に絞ってコンパクト化

 アクションカメラの「GoPro」は、激しいスポーツなどの動きを記録するのに適している。ただし、見やすい映像を作るには、ブレを軽減し、構図を安定させるスタビライザーが欠かせない。GoPro向けスタビライザーとしては、これまで「Aeon」や「Sybrillo」を取り上げたが、いずれも小さくなく、GoProのコンパクトさを損なってしまう。

 そこで、機能を割り切って小型化させたGoPro用スタビライザー「Quark」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。


機能を割り切って小型化させたGoPro用スタビライザー(出典:Indiegogo)

 Quarkは、GoProなどに採用されているネジ式マウントでカメラを固定するスタビライザー。「GoPro Hero 2」から「GoPro Hero 5」のほか、各種アクションカメラで利用可能。サイズは31×67×76mmしかなく、取り付けたままでもGoProを普段通り使えそうだ。


ネジ式マウントでカメラを固定(出典:Indiegogo)

取り付けたままでもGoProを使える(出典:Indiegogo)

 可動軸はロール(回転)補正用の1つしかなく、カメラを正面に向けて取り付けると、常に画角を水平に保つよう反応する。1軸スタビライザーとした結果、サイズを抑えられ、軽くできたという。そして、使い方も単純になり、面倒な設定をすることなく使えるようになった。工夫すれば、映画「マトリックス」で使われた「バレットタイム(ブレットタイム)」映像のようなビデオも撮影できる。

ロール補正だけに割り切った1軸制御(出典:Indiegogo)
ロール補正だけに割り切った1軸制御(出典:Indiegogo)

活用はアイデア次第(出典:Indiegogo)
水平を保てれば十分なシーン(出典:Indiegogo)
水平を保てれば十分なシーン(出典:Indiegogo)
バレットタイム風の映像も(出典:Indiegogo)
バレットタイム風の映像も(出典:Indiegogo)

 さらに、Quarkは、三脚などに固定させた状態で回転するモードも備えている。このモードを使えば、構図をゆっくり動かしながら撮影するタイムラプス映像が作れる。

タイムラプス撮影にも活用(出典:Indiegogo)
(出典:Indiegogo)

 Indiegogoでの目標金額は10万ドル。記事執筆時点(日本時間10月3日17時)で約6万3000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと17日ある。

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