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アップル、「iOS」カーネルのソースコードを公開

Adrian Kingsley-Hughes (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2017年10月03日 07時15分
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 Appleが、「iOS」カーネルのARM用に最適化されたソースコードを公開した。しかし、iOSの自家製版をダウンロードして実行できるようになるかもしれないと、大喜びしてはいけない。そうはならないからだ。

 Appleは、これまでも常に「macOS」カーネルのソースコードを公開しており、macOSとiOSは「Darwin」という同じUnixベースのXNUコア(XNUは「X is Not Unix」の頭文字)を共有しているため、技術的にはそれはiOSカーネルでもあった。

 しかし、それはARMチップ用に最適化されていなかったため、ほとんど役に立たなかった。そのコードは、どのスマートフォンやタブレット上でも動作しないためである。

 しかし今回、AppleはARM用に最適化されたソースコードをひっそりと公開した。われわれ(特に開発者とセキュリティ関係者)はこれでようやく、低レベルにおけるiOSの動作を詳しく調べることができる。

 しかしそれ以外では、公開されたソースコードにあまり意味はない。自家製iOSが構築されるのを目にすることはないだろう。このソースコードにはカーネルしか含まれておらず、その上に配置されるユーザーインターフェース、開発者フレームワーク、アプリが含まれていないためだ。

 また、手間暇かけてそのすべてを用意したとしても、Appleのソースコードにはかなり制約の厳しいライセンスが適用されており、Linuxなどと同じように使用することはできないようになっている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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