イタンジは10月2日、賃貸不動産の事業者向けシステム「Cloud ChintAI(クラウドチンタイ)」の提供を開始した。
Cloud ChintAIは、物件の検索から内見、申込、審査受付まで一連の賃貸不動産取引を、AIによって自動化したもの。これまで入居希望者、不動産仲介会社、不動産管理会社の間で電話やFAX、メールでやり取りしていたものをウェブ上で行い、入居申込書など手書き書類のフォーム化が可能となるため、審査受付までの時短と効率化が期待できる。
Cloud ChintAIの無料機能「AIチャット」は、仲介会社と管理会社間のやり取りをチャット化し、簡易な質問に関してはAIが自動応答。同じく無料機能「オートマーケティング」は、管理会社の設定により、仲介会社のリストを自動作成し、仲介会社の所属エリアなどを判定して、効率よく最新物件情報を配信する。
さらに、有料オプション機能として、仲介会社からの物件確認電話に自動応答し、図面をFAXで自動送信する「ぶっかくん」と、仲介会社の内見予約受付や鍵情報の照会作業をウェブ上で自動化した「内見予約くん」を用意。居希望者がスマートフォンからフォーム入力した入居申込書を、仲介会社、管理会社、保証会社に同時配信する「申込受付くん」も用意した。
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