logo

スプリント、ドローンを使った“空飛ぶ”基地局を試験--災害時の対応に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Sprintは、主に屋内設置用として提供している小型基地局「Sprint Magic Box」をドローンに搭載し、スモールセル通信サービス提供エリアを上空から作る試験を実施した。大勢の人が一時的に集中するイベント会場や、災害時の緊急サービス提供などで活用したい考え。


ドローンで小型基地局を上空に設置(出典:Sprint)

 Magic Boxは、Sprintが2017年5月に提供を開始した小型基地局。通常の基地局から発信されるLTE電波を増幅することでスモールセルを構築し、設置した屋内とその周囲の通信速度を高速化するための製品だ。一般的なスモールセル用デバイスが有線で上位回線と接続する必要があるのに対し、Magic Boxは近隣の基地局と無線通信するため、電源さえ確保できれば場所を問わず容易に設置できる。

 今回の試験は、Magic Boxをドローンに搭載して飛ばし、簡易的な方法でスモールセル構築が可能かどうか検証した。

 このドローンは上空400フィート(約122m)まで上昇し、衛星経由で通信サービスを提供する「COW(Cell on Wheels)」または「SatCOLT(Satellite Cell Site on Light Truck)」と呼ばれる移動基地局に、ドローン上のMagic Boxが6マイル(約9.7km)離れた地点から接続。最大10平方マイル(約25.9平方km)のエリアに2.5GHzデータサービスを提供できることが確かめられたという。


衛星回線と接続して通信サービスを提供するSatCOLT(出典:Sprint)

空中スモール基地局の試験に関するビデオ(出典:Sprint)

 なお、日本国内でもKDDINTTドコモが、同様のドローン基地局/中継局の技術検証に取り組んでいる。また、ソフトバンクモバイルは、気球を使った食う通中継システムを試験している。

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]