Intelが「Project Alloy」リファレンスデザインを発表する計画を中止した。この件を最初に報じたのはRoad to VRだ。
Project Alloyはx86ベースのスタンドアロン「マージドリアリティ」(「融合現実」の意)ヘッドセットだ。Intelは2016年にこのヘッドセットを披露したとき、それをオープンリファレンスデザインとして2017年に公開する計画も明かしていた。しかし、IntelがRoad to VRに述べたところによると、パートナーの関心が十分ではなかったという。
米ZDNetに提供したコメントの中で、Intelは「Project AlloyはIntelと業界にとって素晴らしい概念実証の役割を果たし、高性能かつ没入的でケーブル不要の仮想現実(VR)体験において何が実現可能なのかを示した。われわれがProject Alloyを通して学んだことは今後の取り組みに反映されるだろう」と述べた。
Intelは拡張現実(AR)およびVR体験を実現するほかのテクノロジへの投資にも言及した。それには、MovidiusのVPU、「RealSense」深度検出技術、ワイヤレステクノロジ「WiGig」が含まれる。
「こうしたIntelのテクノロジソリューションは全て、強力なソフトウェア機能のポートフォリオによってサポートされている。われわれは技術革新を促して、リッチで没入的なコンテンツを実現するため、ソフトウェアデザインキットからリファレンスデザインまで、さまざまな取り組みを通して、VRサポートエコシステムの拡大に取り組んでいる」(Intel)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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