ロボットホームとユニロボット、入居者のライフサポートロボット開発で基本合意

 インベスターズクラウドの子会社であるロボットホームは9月20日、ユニロボットとロボットホームの「賃貸住宅キット」における、入居者のライフサポートロボットの開発に向け、基本合意を締結したと発表した。


「unibo」の機能

 ユニロボットは、次世代型ソーシャルロボット「unibo(ユニボ)」の開発や製造、販売、AI(人工知能)、最先端技術に関する研究・開発を行うベンチャー企業だ。

 両社は、賃貸住宅キットのセントラルコントローラーに、uniboのAIエンジンを組み込んだ、入居者のライフサポートロボットの開発に向けた基本合意を締結。11月に開設予定のロボットホームのIoTモデルルームにuniboを設置し、ライフサポートロボット開発のための検証を始める。

 uniboは、日々のスケジュール管理や、天気、メッセージの読み上げ、写真の撮影、保存、ビデオ通話、音声再生、家電のコントロールなどの機能を備え、音声による指示も可能。クラウド上にはunibo専用アプリと連携したサービスも用意している。

 賃貸住宅キットは、誰でも手軽にIoTの賃貸住宅を提供できるIoTサービス。入居者は、室内のセントラルコントローラーを活用し、スマートロックや遠隔操作による調光などのサーヒース利用が可能で、賃貸住宅オーナーは、IoTを活用し、「空室状況」「内見状況」の把握、空室時の「セキュリティ対策」などが可能だ。

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