NHKは、テレビ放送におけるインターネット同時配信の検証実験を開始すると発表した。今回は、地域放送番組の配信や早戻しにも対応する。
インターネット同時配信の検証実験は、9月13日に「インターネット実施基準」の総務大臣認可を得て実施するもの。今回が3回目になる。
実施期間は10月30日から11月26日。午前5時から翌午前1時までの1日20時間以内で配信する。東京、神奈川、埼玉、千葉で放送している総合テレビ、Eテレの番組を配信し、地域放送番組については、大阪局と静岡局の番組をそれぞれの地域に限定して配信。配信中に番組の冒頭にさかのぼる「早戻し配信」や、番組終了直後からの「見逃し配信」も実施する。
参加者は、10~60代の約7600人。ネットを利用する人の利用動向、早朝、深夜といったスポーツイベント放送時の利用傾向などの把握を目的としており、地域放送番組の配信に関するシステム、運用の確認なども行う。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス