ゲーム実況サービス「YouTube Gaming」で視聴者がスポンサーになれる新機能

Abrar Al-Heeti (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2017年09月20日 10時36分

 「YouTube Gaming」の利用者は、お気に入りの動画への愛や支持をどのように示しているのだろうか。これからは、そうした気持ちをお金で表現できる。

 YouTubeは米国時間9月19日、YouTube Gamingファンが今後、資格を満たしているお気に入りのクリエイターに直接スポンサー資金を提供できるようになったと発表した。ファンは月額4.99ドルを支払うと、カスタム絵文字やスポンサー専用ライブチャットなどの特典を得られる。また、チャンネルから直接デジタル商品を購入することもできる。

 クリエイターが利用資格を得るには、18歳以上でなければならないほか、自ら所有するGamingチャンネルが収益化され、ライブ配信が有効になっている必要がある。さらに、チャンネル登録者も1000人以上いる必要がある。

 YouTube Gamingスポンサーシップの初期テストは良好だった。YouTubeによると、たとえば「Game Attack」はチャンネル売上高の大部分をスポンサーシップと「Super Chat」(ライブ配信の参加者が料金を支払ってコメントを固定表示できる機能)であげているという。また、「Rocket Beans TV」は初日に1500人のスポンサーを獲得した。

 YouTubeは19日、YouTubeのメインアプリ上でゲーミング以外のクリエイターに対するスポンサーシップのテストも開始した。

 スポンサーシップの開始と、「YouTube Red」やSuper Chatなど他の売上創出機能の成長に伴い、YouTubeは有料チャンネルを終了する。有料チャンネルは一部のチャンネルを対象に月額制のサブスクリプションを提供していたが、あまり成果はなかった。YouTubeによると、現在有料チャンネルを利用しているクリエイターは1%に満たないという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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