ブイキューブロボティクス・ジャパンは9月15日、H3 Dynamicsの全自動運用ドローンシステム「DRONEBOX(ドローンボックス)」を使用した世界初の商用サービスを提供開始すると発表した。サービスプランは、基本月額利用料70万円から。これに初期費用が加わる。
DRONEBOXは、ドローン機体に加えて、自動離着陸や自動充電に対応する基地が一体となったシステム。あらかじめ設定されたルートへの自動飛行や、画像・映像の撮影が可能なため、大規模な工場の巡回や設備の点検など、人が現地に向かうことなく自動的に業務を遂行できる。
また、同社のリアルタイム映像コミュニケーションサービスや画像認識・解析サービスなどと組み合わせることも可能。DRONEBOX本体に組み込まれたコンピュータが、ドローン機体の取得データを一次処理し、クラウドと連携して詳細に解析するなど、高度な情報処理にも対応する。
同社では、サービスの提供開始にあたり、仙台市にてDRONEBOXの試験飛行を10月に実施する。自動離着陸や自動充電など、全自動運用ドローンシステムであるDRONEBOXの基本機能を使用し、設備点検や災害時の活用を想定した試験を実施する予定。
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