サムスンは自動運転技術への関与を強めているが、独自の自動運転車を開発する意向はないことを示している。
サムスンは、コネクテッドカーや自律型テクノロジに投資する3億ドルのファンドを設立した。そうしたテクノロジとしては、スマートセンサやマシンビジョンといった形の人工知能(AI)のほか、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、コネクティビティ、安全システム、セキュリティ、プライバシーなどがある。
この基金は最初の投資先として、TTTechに7500万ユーロを投じる。TTTechはネットワーキングおよび安全制御を手がける企業で、自動運転プラットフォーム向けの複雑なソフトウェア統合に取り組んでいる。
サムスンはすでにこの分野への関心を明確に示しており、その一環として2017年に入り、インフォテインメントおよびコネクテッドカー技術を手がけるHARMAN Internationalを80億ドルで買収した。
サムスンによると、HARMANは自律型の先進的ドライバー支援システムに取り組む新事業部を創設したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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