ソニーは9月12日、正方形デザインを採用したICレコーダー「ICD-TX800」を発表した。同デザインの付属リモコンやスマートフォンとの連携により3つの操作方法に対応する。発売は10月7日。想定税別価格は2万円前後になる。
ICレコーダーは縦長のスティック型デザインが多いが、TX800は高さ38mm×幅38mm×奥行き13.7mmで、重量約15gの正方形デザインを採用。手のひらにすっぽりと収まるほか、背面クリップを使って服やバッグに手軽に取り付けられる。
同サイズのリモコンを付属し、遠隔操作による録音にも対応。本体の録音ボタンは、電源がオフの状態でも1回押すだけで手早く録音が始められる「ワンプッシュ録音」ができ、スマートフォンと録音専用アプリ「REC Remote」を使えば録音モードの設定や録音状態も確認が可能だ。
本体にはマイク内部でダイレクトにデジタル信号へ変換する「高性能デジタルマイク」を備え、高音質のステレオ録音を実現。シーンに適した録音設定ができる「シーンセレクト」は、「会議」、「講演」、「ボイスメモ」、「インタビュー」に加え、こすれ音を低減する「ポケット」モードの5つを用意する。
16Gバイトの内蔵メモリを備え、録音形式はリニアPCM、MP3。LPCM 44.1kHz/16bitと、MP3、WMA、AAC形式の再生に対応する。リチウムイオン充電池で駆動し、最大約15時間(MP3)の録音が可能だ。
本体とリモコン、付属品をまとめて収納できるキャリングケースを同梱。本体にスピーカは搭載していない。
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