ソニーは5月19日、ICレコーダーの新モデルとして「ICD-UX533FA」を発表した。AMラジオの放送がFM放送で聴ける「FM補完放送」に対応する。発売は6月6日。想定税別価格は9000円前後になる。
ICD-UX533FAは、2012年10月に発売された「ICD-UX533F」をベースに、FM補完放送に対応した新モデル。4Gバイトの内蔵メモリとmicroSDカードスロットを備え、44.1kHz/16bitのリニアPCM、MP3録音をサポートし、リニアPCM/MP3/WMA/AACの再生が可能だ。
FM補完放送とは、AM放送局の放送エリアにおいて、難聴対策や災害対策のためにFM放送の周波数を用いて番組を放送するというもの。ソニーでは対応ラジオなどを発売している。
遠くの音や小さな音までクリアに集音する「Sマイク・システム」を採用し、聴き取りやすい自然な録音が可能。スライド式USB端子を備え、PCにダイレクト接続ができるほか、付属充電池にUSB充電することもできる。
電源は単4形電池1本で、付属の充電池を使用すれば、最大約30時間の録音に対応する。サイズは高さ102.0mm×幅36.6mm×奥行き13.9mmで、重量約58g。ブラック、ホワイト、ブルーの3色を用意する。
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