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高校向け学習支援「Classi」が2018年4月にプラットフォーム化--まずは5社と連携

藤井涼 (編集部) 飯塚 直2017年08月28日 14時56分
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 ベネッセホールディングスは、ソフトバンクとの合弁会社であるClassiが提供する学習支援クラウドサービス「Classi」において、「Classi ID」を用いてさまざまな教育サービスを利用可能にする「Classiプラットフォーム」を、2018年4月より提供すると発表した。

 これにより、高校を中心とした全国2000校・77万人以上(2017年8月時点)のClassiユーザーは、パートナーの教育サービスを簡単に利用できるようになる。


学習支援クラウドサービス「Classi」

 Classiは、学校の授業や生徒指導、生徒の学習において、先生・生徒・保護者がつながる学習支援クラウドサービス。1000以上の単元と6段階の難易度から最適な学習をレコメンドする「アダプティブ・ラーニング学習動画」や、生徒個々の学力に応じた学習コンテンツとして2万5000本の「動画教材」、大手出版社5万問の「問題集」などを、各パートナー企業と提供している。

 また、学校活動で重要となる、学校・学年・クラス・部活など、さまざまなグループでのコミュニケーションの基盤となる「校内グループ情報」や、学校内の活動結果を蓄積し振り返ることができる「生徒カルテ」などにより、学校活動全体のICT化を支援する。

 今回提供するClassiプラットフォームでは、「Open ID Connect」(OAuth 2.0をベースとするID連携プロトコル)の規格に対応したID連携によって、Classiユーザーが各社の教育サービスを利用できる仕組みを提供する。先生と生徒は、Classiにログインし、トップページのリンクからパートナーのサービスに移動することで、新たなIDやパスワードを作成することなく、パートナーのサービスを利用できるようになる。



 またIDの連携だけでなく、ユーザーからの同意を得た上で、Classiに登録した生徒のユーザー情報・グループ情報をパートナーのサービスでも参照可能。クラスなどの生徒情報を再度登録することなく、パートナーのサービスでも課題の出題や学習の管理ができるようになるという。

5社の先行パートナーと連携

 同社では、これにあわせて5社と提携。コードタクトの「schoolTakt(スクールタクト)」、EnglishCentralの「EnglishCentral(イングリッシュセントラル)」、朝日出版社の「CNN ENGLISH EXPRESS(CNNイングリッシュ エクスプレス)」、アシアルの「Monaca(モナカ)」、SPLYZAの「SPLYZA Teams(スプライザ・チームズ)」が、Classi IDひとつで利用可能になる。

 schoolTaktは、タブレットやスマートフォン、PCなどで利用できるアクティブ・ラーニングツール。Classi向けには「ClassiNOTE」として提供される。先生はClassiNOTEにあらかじめセットされている教材や、手持ちのPDF教材・写真をアップロードし、授業で利用することが可能。また、ClassiNOTE上で生徒の学習状況をリアルタイムに確認でき、生徒個々の教材活用度や学習記録を可視化することで、そこから学習ログを分析。生徒の学習理解度を把握することが可能だという。


「schoolTakt(スクールタクト)」

 EnglishCentralは、「聞く」「話す」「読む」「書く」の英語4技能を、約1万4000本の動画教材でバランスよく学べるサービス。世界で話題になっている旬の動画を活用した学習教材、発音改善のための音声解析技術「Intelli Speech」、脳科学に従って設計された単語学習システムにより、自習から実践までの一貫した学習体験を提供する。


「EnglishCentral(イングリッシュセントラル)」

 CNN ENGLISH EXPRESSは、CNNが世界で報じたニュースを教材化し、最新の話題・言葉で学べるサービス。CNNの英語は、生の英語でリアルな速さ、言い回しが使われ、思考させる英語4技能学習に適した教材が揃っているという。また、最新ニュースからアーカイブまで充実しており、毎月6本の教材を配信する。


「CNN ENGLISH EXPRESS(CNNイングリッシュ エクスプレス)」

 Monacaは、600以上の教育機関で利用されているプログラミングサービス。通常、スマートフォンアプリの作成にはOSごとに別々のプログラミング言語が必要だが、MonacaではHTML5やJavaScriptといった情報教育で使われてきた一般的な言語だけでiOS/Android向けアプリを開発可能。クラウドを利用しており、セットアップや運用の手間なく導入でき、授業の準備にかかるコストを削減。さらに、生徒が自宅から利用できるため、予習や復習にも適しているという。


「Monaca(モナカ)」

 SPLYZA Teamsは、戦術スポーツのための動画コーチングにフォーカスしたツール。チーム内で映像の共有、編集/分析、管理をスマートフォン・タブレット、PCで行うことができる。


「SPLYZA Teams(スプライザ・チームズ)」

 Classiプラットフォームでは、これらの先行提携パートナーのほかにも、順次パートナーを増やして行く予定だという。

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