サムスンが発表した新スマートフォン「Galaxy Note8」では、新しい「Gear VR」が必要なようだ。
Oculusとの提携で開発されたゴーグル型ヘッドセットGear VRは、ここ何年かの間に複数のバージョンが発売されており、最後に新モデルが登場したのは、「Galaxy S8」「S8+」のリリース時となっていた。サムスンによると、新型Gear VRは従来のGear VRとほぼ同じだが、Note8の筐体に合わせて、わずかに幅が広くなっているという。
この新しいヘッドセットの価格は、これまでと同じ130ドルで、ワイヤレスのコントローラが付属する。また、サムスン製スマートフォンに関しては、「Note5」以降のモデルに対応する後方互換性を備える。
既存のGear VRをすでに手に入れていて、今後Note8でVRを楽しみたい場合は、新モデルを買う必要があるようだ。「コントローラ付き新型Gear VR」は、米国時間9月15日に発売が開始されるという。
Note8のユーザーが、新しいGear VRを必要としそうな理由はほかにもある。GoogleのVRヘッドセット「Daydream View」がNote8でも使えるかどうか、対応する場合でも、利用可能になる時期についてまだ明らかになっていないのだ。Galaxy S8とS8+は、Daydream Viewに対応している。Note8にも発売時点で対応するかどうかについては、Googleからの最終的な回答を待っているところだ。サムスンの担当者は、「当社はGoogleと長年きわめて良好な関係を維持しており、多くの方面で協力しあってきた。現時点でお伝えできることは何もないが、今後の最新情報に注目してほしい」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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