サムスンの新型「Gear VR」ヘッドセットは2016年モデルに似ているが、1つ大きく変わったところがある。それは、まったく新しいコントローラが付属していることだ。
「Gear VR with Controller」を使用すると、仮想世界でオブジェクトをポイント、シュート、ドラッグ、ドロップできるだけでなく、音量を調節したり、ホームボタンや「戻る」ボタンを押したりするためにわざわざヘッドセットに手を伸ばす手間が減る。
これまでのGear VRヘッドセットは、旧来型のBluetooth対応ゲームパッドと同期できた。新モデルでは、新しいコントローラを使って「ポイント、ドラッグ&ドロップ、チルト、シュート」できるとサムスンは説明しており、より没入感のある体験をもたらすはずだ。
新型ヘッドセットは2016年モデルと外観が似ており、重量は345g、視野角は101度(使用するスマートフォンによって異なる場合がある)、レンズは42mmだ。このヘッドセットはサムスンの「Galaxy S7」「Galaxy S7 edge」「Galaxy Note 5」「Galaxy S6 edge+」「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」に対応する(推測の域を出ないが、未発表の「Galaxy S8」にも対応する可能性もある)。
コントローラについては、単4形の電池2個で動作し、1日に2時間使用した場合、最大40日間持続するという。重量はわずか64.3gで、クリック可能なタッチパッドやトリガーボタンのほか、ホーム、戻る、音量キーが付いている。アクションの激しいVRゲームをプレイ中にコントローラをなくしてしまわないか心配な人のために、リストストラップも付属している。
サムスンは米CNETの取材に対し、Gear VRヘッドセットの旧モデルでも、Galaxy S7などVR対応のサムスン製スマートフォンにBluetoothで接続すれば、このコントローラを使用できると述べた。これはつまり、コントローラ単体で販売する可能性もあるかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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